2024/06/19 16:54

シニアカーは歩行者であるため、車両を対象にした法律は適用されません。つまり、運転には免許も必要なく、車両保険の加入義務もなく、シートベルトやヘルメットの装着義務もなく、たとえば飲酒運転を取り締まる罰則もありません。

もちろん、罰則がなくても安全策はできる限りとっておきましょう。

保険の加入義務はありませんが、実際にシニアカーを利用する際には保険に加入したほうがよいでしょう。メーカーや販売店、保険会社ではシニアカーを対象とした保険を取り扱っています。内容も、対人事故・対物事故・転倒による負傷・故障・盗難など様々な損害に対応しています。

シートベルトやヘルメットの装着義務はありませんが、事故はいつ発生するかわかりません。なるべくなら、シートベルトもヘルメットも装着したうえで運転し、安全性をできる限り高めておきましょう。

当然のことながら、飲酒など酩酊状態での運転は絶対に避ける必要があります。

罰則は無い分、安全への配慮が求められる乗り物であると言えそうです。